冬はつとめて

人生は勢い。ここはわたしの箱庭。

Mon amour

今日は涼しいので、水だし紅茶はお休み。

実際は、作り忘れただけで、計画的にスキップしたわけではないけど。結果オーライ。

 

昨日はお弁当を少なめにしてしまった結果、退勤時は腹ペコof腹ペコだった。

友達に贈ってもらっていたスターバックスのフードチケット🎟を手に、店内に入ってペストリーケースを確認。

以前から食べてみたかったケーキを発見。

注文すると、スタッフさんが陽気な人でびっくりした。丁寧とかフレンドリーとかじゃなく、陽気。もともとが明るい人ならいいけど(面白くって癒された)、感情労働がキツすぎて爆発してる状態だったらどうしよう…私がこの人に何をする/しないのが望ましいのだろうか…とちょっと悩んでしまった。

 

ケーキはとっても美味しくて、予想していた味ではなかった。

紅茶の香りがして甘くてふわふわで、万人受けするタイプなんでしょう〜と思ってたけど、実は個性があった。

シナモンが入っているらしい。ジンジャーブレッドラテが一番好きだし、シナモンが好きなのかも。

ふわっふわで、ちょっとクセがあるけど、蜂蜜の優しい甘さで紅茶のいい香り。

あわせて頼んだイングリッシュブレックファストのティーラテも、ふわっふわでいい香りで優しい甘さで、なんやかんやで疲れた金曜日に最高でした。

食べ物頼んだことないから怖気付いてたけど、チケットをもらったことで経験値が少し上がったぜ。

 

店内には、ピンクのドーナツを食べる人や、大学生に数学を教えてもらっている小学生がいた。待ち合わせをしていた人や、忙しそうに何かを聴いている人とずっと書き物をしているその友達(なんで共同作業をしている風でもないのに二人連れで来たんだろう)、パソコンを広げて作業するロングヘアーの人や、雨宿りの時間を優雅に過ごす人など、それぞれの時間を過ごしてた。

昔も思ったけど、繁華街の待ち合わせで有名なスポットに行くと、この人たちにもそれぞれの人生があって何らかの事情でいまたまたますれ違っている…と考え始めてしまう。考えては、胃がぐるぐるする。こんな大量の人数の人生がもし手にとるようにわかってしまったら、その情報量に参っちゃう。そんな特殊能力なくてよかった。

 

ケーキを食べて、たっぷりの紅茶を飲んでいる間に、読書をした。

通勤時用に買った本を読み切った。3日間かかった。早い。

 

読んだのは、「大人のお伽話」と呼ばれている(らしい)この本。

訳者あとがきまで面白かった。私もミッテランの帽子、見つけたいなあ。

 

 

今日は、予約していた本が届いた。 意外に遅かった。

ダ・ヴィンチで連載していて、書籍化してほしいなあと思っていた宇垣の記事。

一つの食べ物を、こんなに思い入れ深く味わえて、さらに文章も紡げるってすごいよなあ。こんな風に過ごしたいなあ。と思えたコラム。

表紙とかすごく可愛らしく無害な感じに仕上がってるけど、どの回も強さと優しさでできているので…。

夏はチョコレート溶けちゃいそうで敬遠しちゃうけど、なんか探してみようかな。

 

 

積読も解消していこう〜。