プレゼン
服を買った。
数ヶ月ぶり。
いや、1年以上ぶりか?
私服を買ったのはだいぶ久しぶり。ちょっとテンション上がる。
服を買ったら服がついてきた。
5,000円以上買うと、ルームウェアをプレゼント、というキャンペーン。
店員さんは、店員さん自身が欲しかったかのように「なんと、こちらのルームウェアをプレゼントします!」と言っていた。聞こえなかったけど、きっと心の中では「あの憧れの」とか「みなさんご存知の」って枕詞を言ってるんだろうなと思うくらいの熱量だった。
会計の終わりかけ時という既にルームウェアを手に入れる権利を得たと言える状況で あまりにもルームウェアを推すので、「わぁ、綺麗な色ですね」って言ってみたけれど、こんな下手なテレビショッピングみたいな茶番を経験するとは思ってもみなかった。
少ない客と一人の店員さんしかいなかったから、あんなにテンションが高く見えたのかもしれない。
店員さんは一人でがんばってた。
みんなが晩ごはんを食べる時間に行き、その時間は客が少ないと見込まれてる時間だっただろうので店員さんは一人しかいなかった。ちなみにお客さんも二組しかいなかった。一組は私、もう一組も私が会計しているときには既にいなかった。
店員さんは何をアピールしていたんだろう。
4000円の服を買おうとしてる人に ルームウェアを推すならわかる。でも、もう5,000円の人はよくない? たしかに「じゃあやめます」とはならんけど、かといって「じゃあもう5000円買うから2着ください!」とはならんやろ。
ちなみに6,500円以上で柄違いのルームウェアがもらえるらしい。遠目から見ただけだから質とかはわかんない。そっちは推されなかったし。
ところで、なんで試着せずに買っちゃったんだろう?