冬はつとめて

人生は勢い。ここはわたしの箱庭。

冬の終わり

モクレンが咲いた。

去年までの数年間は春になっても木の枝しか見えず、枯れちゃったんだなあと通り過ぎていたけど、細い枝を全部切ったら今年はたくさん花が咲いた。花の中に木の枝が生えているっていうくらい花まみれ。これは掃除が大変だぞ〜という嬉しい悩み。

白いモクレンの花は、もくもくしていて春霞によくあう。ぽってりしたお花が風に揺れてる姿は可愛らしい。ぼんぼりみたい。多分、うまい人が撮れば幻想的な写真になるんだろうなあ。

木自体は細く高い(梅は低く横に広がってどっしりした形という印象)のに、お花は丸みを帯びてふっくらしていて、花びら自体も分厚くってしっかりしてる。急に花が咲くと、なんだか化かされてる気分になる。

しかし、手入れをすればまた花は咲くようになるだなんて、植物って希望の塊みたいだなあ。

枝毛も切れば真っ直ぐ生えてくるのかな?

 

そんなことを考えながら、今日も今日とて洗濯をした。

昨日の洗濯物はまだ乾いてなかった。

エアコンつけて、自分の目がカピカピになるくらい部屋を乾燥させたつもりだったんだけどなあ。

秘技・アイロンがけ!と企んだら、タグに「濡れがけアイロン禁止」とご丁寧に書いてあった。お見通しか。秋から使ってなかったサーキュレーターを引っ張り出して干し直した。

モクレンを見に行って帰ってきたら、ドアを開けた瞬間から洗剤の匂いがする。

さっきまで春のモワッとした花々のうす甘い匂いがしてたのに、一歩足を中に入れると人工的な洗剤のスーッとした匂いになる。

世の中に「無臭」の場所はないんだろうなあ。

 

ところで今回のこの記事はパソコンで打った。

パソコンが調子悪くて、寒いと下半分のディスプレイが真っ黒になる。

最近は慣れてきて、15度が境界線でないかとあたりをつけている。

モクレンの話の時は画面を見ながら打ったけど、洗濯のくだりくらいから感覚で打っている。

あったまって見えるようになったら誤変換を直そう。

あ、だんだん掠れて見えるようになってきたぞ。

次の冬に買い替えようかなあ。

でもTouch Bar便利なんだよなあ。