冬はつとめて

人生は勢い。ここはわたしの箱庭。

データサイエンティスト、略してデンティスト

歯医者に行った。

歯の汚れを落として、磨いてもらった。

寝てる気持ちで横たわってると、水が跳ねても気にならなかった。下手に意識するから舌があっちこっちいって、研磨用の水(?)をブロックしてしまうんだな…。

ただ、鼻息が歯科衛生士さんの手にかかるのが申し訳ないなと思ってたら、呼吸の正しいやり方がだんだんわからなくなって非常に息苦しかった。生き苦しい?

 

帰り道、街路樹に目をやると、花を取ってるおばさんがいた。木の枝の先の方に手を伸ばし、選んで花をちぎっては 足元にあるスタジオアリスの袋に入れていた。スタジオアリスと縁遠そうな年代の素朴なおばさんだったからびっくりした。

あの花はなんだろう。終わりかけの八重桜かなあ。あんなにピンクが濃いんだなあ。こじんまりとしたカーネーションみたいな花だった。

終わりかけの花を集めてどうするんだろう。

花を間引きすると木にとって良い、とかあるのかな。わたしがあんまりチラチラ見ながら通り過ぎるから、反対から来た自転車の人もチラチラ花摘みおばさんのことを見ていた。

なんか、いろいろ含めて春っぽい光景だった。