冬はつとめて

人生は勢い。ここはわたしの箱庭。

Always Look on the Bright Side of Life

アカデミー賞の紹介番組を、WOWOWで見た。宇垣美里目当てです。ナビゲーターだからあんまり喋んないのかなあと思ってたら、思ったよりコメントの時間が取られてて嬉しかったな。なにより、「一番印象に残っているパフォーマンス」の話が良かった。ニールパトリックハリスのオープニングアクトを挙げていたんだけれど、映画の、現実と空想の行き来を楽しんでるようで、この人は物語が好きなんだなあ、映画が好きなんだなあ、と思えてよかったです。もちろん作品ごとの魅力があることが前提なんだけども、映画館で見る映画という体験自体に価値があるのよなーとふんわり思いました。

 

今年のアカデミー賞は、大型作品が相次いで公開延期になったことで、ノミネート8作品のうち3つがNetflix作品だそう。

アカデミー賞Netflix作品が多くて何が嬉しいって、本編を観てからアカデミー賞授賞式の日を迎えられることなんだよなー。

アカデミー賞よりもグラミー賞を観てる方が好きなんだけども、それもたぶん多くのアカデミーノミニーが日本未公開作品だったからかなあと思う。毎年、テレビとかで映画評論家とかの人が特別試写会で見た映画についてネタバレに気をつけながら批評してアカデミー賞予想をするっていう一連の流れを見ては白けてたけど、そもそもアメリカとかでは全部公開されてるんだね!っていう盲点。灯台下暗し。そもそも公開されてないと選考対象にならないんだねえ。今年は自ら進んでWOWOWを見て「あなたその作品どこでどうやって見たん」と疑問を持ちに行ってしまったわけだけど。

でもNetflixのおかげでアカデミー賞をちょっとは楽しめる日が来るとは思ってなかったなあ〜。わたしは早くPromising Young Womanが見たいです。あとリズアーメッドのSOUND OF METALも。あとMank。フィンチャーとゲイリー。とりあえずシカゴ7裁判をまず見ます。

 

 

天気が悪いからか、なんだかぽやぽやして過ごしてはや土日が終わり、こうやって1日が終わり、1週間が終わり、1ヶ月が終わり、1年が終わり、人生も終わるんだ…と陰気くさいモードに突入してしまった。こういうときこそ美容院行ったり映画館行ったり、ときめく体験をした方がいいんだけれど、こういうときだからこそ出かける気力がないというジレンマ。

 

『主演の女』の歌詞を見て強く生きよう。

ちゃんとはてなブログに歌詞を載せていいか確認した、偉い。

ヤりかた次第で必ず楽しめるのよ

何故ならほら人生の主役はあたし

最優秀賞受賞!