一期一会
せっかくサブスクリプション型動画配信サービスの会員になっているので、いろいろ観た。
クルエラ on ディズニープラス
思ってたより面白かった(失礼)。
ファッションが、パンキッシュだし革新的だしドレッシーだし…ちょうどいまMETガラやってるけど、現実のガラにも乗り込んでほしい。
まあストーリーは良くも悪くもディズニーですね、っていう感じだった。
ディズニーがヴィランを作ると、宮崎駿のカリオストロの城みたいな優しさというか甘ったれが出てくるのかな…みたいな。わからんけど。
なんか…面白かったです。クルーエルなデビル…。いきがっちゃって〜、と思ったり思わなかったり。
まああの……マークストロングの使い方には疑義がありますが…。
概ね良かったです、楽しかった。目に美味しい。
ヴィクトリア女王 最期の秘密 on Netflix
デーム ジュディ・デンチ主演なので観た。
ある程度の歳を超えると女優の仕事がなくなるハリウッド社会の中で第一線で活躍し続けるメリル・ストリープは本当に憧れ…みたいな話をする女優さんを見たことがある。
確かに、50代の男性の妻役が 30代だったり下手したら20代が抜擢されたりする作品はそこら中に転がっているので…。
ハリウッドはメリル・ストリープだとしたら、イギリス映画界ジュディ・デンチだなあ〜と思って、意識的に見るようにしている。
視聴者がいないと役がなくなっちゃうから。まあ一人が見たところで変わらんとは思いますが。
『ヴィクトリア女王 最期の秘密』は、原題が"Victoria & Abdul"なんですが、ヴィクトリア女王と、女王が晩年に重用したインド人アブドゥルとの交流を描いた作品です。
ヴィクトリア女王は、ジェナ・コールマン主演の"Victoria"(『女王ヴィクトリア 愛に生きる』副題要る?)でしか知らず、ちょっと気難しいけど平和だったから文化が発達しました的な時代なのか?くらいのイメージしかないんですが(貧弱!)、軽い気持ちで見たらインド人に対する王室の風当たりキツすぎて心が寒くなりました。
まあ1900年とかってそうなんだろうな。
ヴィクトリア女王がどんどん弱り衰えていく姿、ほんとにつらかったよー、デーム ジュディは元気で過ごしてね…
グリーンブック
友達にお勧めしてもらったのをきっかけに見た。
これね、勝手にシリアスな話だと思っていて(『それでも夜は明ける』くらい重苦しい話だと思い込んでた)、勧めてもらわなかったら見る勇気が出なかったやつ。
見始めたら、テンポ良くてコメディタッチで、面白かったです。
音楽、ピアノ、良かったなあ…。コンサート行きたい。
これら3つは、公開当時はTwitterでいろいろ感想が流れてきたんだけど、いま検索しようにもなかなか見つからず…。
いろんな人の感想を見ることで映画は余計に楽しめると思ってるので、感想が見当たらないのはさみしい。
絶対ネット上にあるはずなのに、探し当たらない…。
こういうのを経験すると、やっぱり映画館で見ればよかったなあ…と思ってしまう。
anytime,anywhereが可能な現代、同時性っていうのは自分から追い求める貴重品になってしまったんだなあと考え始めるなど。