冬はつとめて

人生は勢い。ここはわたしの箱庭。

ダイブ

帰宅して、洗濯機を回した。

このまま一生 洗濯機を回す人生を送るんじゃないかと不安になるくらい最近洗濯をしているし、回り続ける洗濯機を眺めている。

洗濯機からしても、そんなに眺められたらいい迷惑だろうに。自発的に回ったんじゃなくて、回るように指示を出されたから回っただけなのに、ねえ。

 

水の中で踊り狂う衣服たちを見て、最近泳いでないなーとぼんやり思いついた。

「速く泳ぐためには、綺麗なフォームで泳がなければならない」と指導したスイミングスクールの講師は、私の泳ぎを見た後「フォームは綺麗なのにねえ」と言った。

フォームが綺麗ってことは泳法は習得できてるからいいや!やったね!

それからあまり時間が経たないうちにスイミングスクールをやめた。根本的に競争心が欠けてるんだと思う。

スイミングスクールの一講師に「筋力をつけないとタイムが縮まりませんよ」とか指導することは越権行為だったんだろうか。仮に私が「速さ命!」の人だったら、「フォームは綺麗なのにねえ」の言葉にキレてると思う。じゃあ何すればいいかまで指導するのが仕事だろう〜。

どうなんだろうねえ、地域のスイミングスクールが、別になんかの会に行くわけでもない生徒に食生活の指導とかし始めたら、行き過ぎなんだろうなあ。

どこまでが仕事なんだろうなあ。

人々がそれぞれのサービスに求めるのは広すぎるし、消費者自身が自分の求めてるサービスを理解してないからなあ。

 

洗濯は、節水モードだとちょっと早く終わる。