冬はつとめて

人生は勢い。ここはわたしの箱庭。

簡潔さを失った文章1

誰かに聞いてほしいけど、こんな長い自分語り、対面でするとよくないなあと思ったので書く。

あと、連日メモを書いていたことの文章化なのだけど、今日当時のメモを見て「あ、そうだったそうだった!」と思いだすこともあったので、備忘録的に書く。

一応 センシティブ(?)な情報になるので、書かなかったことやダミー的に書いたことなどがある。など。

 

 

 

先日、コロナ陽性者になった🧚‍♀️

幸い軽症だし、家庭内感染もなく、よかった。

軽く済んだ人の個人的体験として受け取ってほしい。

もしかしたら書き方悪いところがあるかもしれないけど、誰のことも責めてないし、もちろん医療従事者や配達員の方、周りの友人同僚家族などに感謝している。大変な時に 診てくれて、助けてくれてありがとう。

 

 

発症から受検まで

最初は喉の違和感と嘔吐があり、靴を履き替えるのもだるいくらいだったので早く寝た。

次の日の早朝、暑すぎて寝られないので エアコンが壊れたかと思いながら体温を測ったら39℃近かった。

37℃とかだったら会社休むだけで寝てようと思っていたが、さすがに39℃だと病院の受診をしたい…と思った。

常識的な時間になるまで待って、会社に休む連絡をした。

常識的な時間になるまでの間、寝られないのでインターネットで発熱外来の受診方法などを調べた。

また、家族の勧めで、ネットスーパーで冷凍お弁当やゼリーなどを発注した。一番早くても次の日の夜の枠しか空いておらず(いつも混んでいるらしい)(初めて使ったからわからなかった)、また、そもそもスーパーがない地域なので配送料だけで1,000円かかり、さらに置き配非対応だった(置き配については、注文したあと気づいた)。自分が買いにいけないときに、かなり遠い地域に冷蔵品を届けてくれるなんて1,000円じゃお安いとは思うが、一方で、主要なスーパーがほとんどない地域に住んでいるときに隔離生活になってしまうとは…と自分の人生を考えるなどした。1秒だけ。

受付時間になって、病院に電話をかけても一向に繋がらず、一回奇跡的につながったのだが、なぜか宿直の先生につながってしまい、その先生も「なぜかこっちつながっちゃったんで受付のほうにつなぎます」と言ってつなげようとしてくれた。なんだけど、そもそも病院の回線がパンクしているからか 電話は切れてしまい、またかけ続けることに。

宿直の先生の声は疲れ切っており、医療逼迫の中、重症化しなさそうなわたしがやっぱり受診していいのか?と思った。

月曜の朝イチという一番人が多そうな時間だし、なんか悪いし…と諦めかけたけど、ここで陽性者としてもらわないと後の手続きがいろいろ滞ると思われたので、申し訳ないが行政を恨んでください…という気持ちで、10分ほど間を開けた後かけたらすぐつながった。

つながったのにびっくりして切るところだった。

そしたらすぐの時間の予約がとれますよと言われ、さすがにそんな早くに到着できないし…と思って次の枠に入れさせてもらった。

受検者が多いからか説明事項がかなり洗練されていた。

コロナ感染疑いのある人は もちろん院内に入れないので、自家用車がいちばん良い(待ち時間の関係で)と思われる案内をされた。39℃も出てるのに運転していいんか? 感染者用の専用タクシーみたいなのがあればいいんだが、、、と思った。まあ難しいよねー

 

検査結果を待つまで時間がかかるので一度 敷地から出て行ってほしいと言われた。電話が来るもんだと思ったので、家に帰った。

 

 

検査結果説明

時間が経って、知らない携帯電話から電話がかかって来た。警戒しながら出た。受検した医療機関に所属するお医者さんからだった。

電話の内容は

・検査結果

・電話で診療を行うこと

・現在の症状とその発症日

・治療環境(同居者がいるか、部屋は分けられるか、食糧調達を頼める人はいるか)

・アレルギーの有無

・勤め先

・簡単な行動歴

・保健所から連絡が来るので対応すること

だった。はず。まだあるかも。

症状として、発熱と割れるような頭痛、倦怠感があったものの、喉の痛みはほとんどなかった。

最近の症状では 下痢が目立つらしく、聞かれた。わたしは嘔吐があったが、「消化器症状たとえば下痢」ではなく、「下痢はありますか?」という単純YES/NO質問の体だったため、ありません、と答えて大きな症状を答えそびれた。

しかしあったこともない人と 音声のみでやりとりするなんて大変だなあ…と思った。だるいので こちらも何聞かれてるかよくわからないから要領を得ない応答をしてしまった。

 

とりあえず会社に報告した。「あとのことはやっておくから安心して休んでね!」とは言われなかったが、電話口では熱でハイになっており明るくしゃべっていたのでだるさが伝わってなかったらしい。「ようせいでしたぁ〜」と花畑に来たテンションで穏やかに話したからかもしれない。きびきびする元気がなかっただけなのに。

 

その後保健所からの連絡を待った。

また電話がなったので 保健所だと思ったらさっきのお医者さんだった。聞き忘れたことがあったとのことで、ワクチンは打ってますか?というものだった。

 

その後、病院から連絡があり お薬の準備ができたので取りに来てくださいと言われた。郵送……は………むりですよ………ね………と心の中で思った。

 

 

行政からの連絡

保健所からのSMSより先に、厚生労働省からお知らせURLとCOCOAの陽性登録用URLのついたSMSが来た。他のサービスと同じ送信元番号だったため、詐欺メールか…?このURLは本当に押して大丈夫か…?と困惑した。なんかキャリアが提供してる番号らしかったので、とりあえず信用することにした。

COCOAの陽性登録をした後、家族から「通知が初めて来た!作動してたんだね!ただバッテリーを食うだけのアプリじゃなかった!」とちょっと喜んだLINEが来た。

翌日もCOCOAの陽性登録依頼メールが来た。登録失敗してるのか…?と不安になりもう一度やったりした。あれはよくわからない。前日の電話番号とも違う発信元だし、登録してもしなくてもリマインドとして送ってるなら無視するだけだけど、そうじゃないのかどうかもわからない。検索してもパッと見つからない。かなり検索して、検索している間は気が紛れてよかった。

 

保健所からの連絡は全然こなかったが、一応当日中に「発生届受理しましたよ」のSMSが来た。こんな夜まで働かせてごめんねえ…仕事増やしたねえ…と申し訳なかった。

てっきり電話がくると思っていたので(「対応が必要な連絡がくる」ということは電話なのだと思い込んでいた)、返信フォームすらないSMSだとは思わなかった。連続して届いたが、「療養期間中はSMS等で健康状態を確認しますので連絡をお待ちください」という文もあったので、当日中に受理してもらえるんだ、大変だな…と思いながら解熱剤を飲んで一日中寝ていた。

その翌日も 同じ番号からSMSが届き、マイハーシス(?)のログインURLが届くのかと思ったら、日中と夜間それぞれの相談窓口の電話番号を記載したものと、「特にご相談がない場合は、こちらからのご連絡はいたしません。」という文章と いろいろなお知らせをまとめたURLが送られてきた。

この辺りで一気に不安になった。

現行体制が業務を圧迫するか否かや、今後どういう体制が望まれるかは、現場の状況を的確に把握して改善してほしいが、そもそも、どういうところからどういう形態でどういう連絡が来るのかが全くわからないのはしんどかった。管轄保健所が同じ陽性者は周りにおらず、ネットで検索するにもどう検索かけたらヒットするのかもそもそもないのかもわからず、公式ホームページ上には「感染者が多いため連絡が遅くなっています」という伝達事項しかなく、「リスクが低い人にはSMSを1通送るだけです」とかは書いておらず、なんだったら届いたSMSが公式なのか偽物なのかもわからなかった。

 

会社の上司が1日1回電話して体調を聞いてくれるのにちょっと安心した。友人も忙しいのにLINEをくれて嬉しかった。人間は社会的な生き物なので10日間も 放置されたら泣いちゃうよーと思った。

 

 

食糧

実家が常温で送れる食料は送ってくれて、療養2日目の朝にはついた。

置き配指定だが一応呼び鈴を押してくれた。すぐに玄関に向かう俊敏さは失われており、またインターホンがない住まいなので、対応できなかった。

しんどかったが気合を入れてドアを開けようとすると重くて動かなかった。気合を入れ直してドアを開けるとずりずり音がするので、覗くと荷物がドアの目の前にあった。平日だったので 出勤してこの家の人は不在なんだと思ったんだろう、とほっこり(?)した。

とりあえず食糧や紙コップなどが入っていて、すぐ使うわけではなかったがとても安心した。

 

冷たいものが食べたかったので、ネットスーパーが届くまで待ち遠しかった。

会社の人が水やアイスなど買って来ますよ!と言ってくれたが、なにせ彼ら彼女らは働いているので 退勤後の時間で、わたしは寝ていたため感謝だけ伝えた。

 

 

 

とりあえずこれで3,700文字!

あとはひたすら寝て療養し、症状はまあまあ改善した。

っていうナレーションで終われそうな内容。