冬はつとめて

人生は勢い。ここはわたしの箱庭。

経過記録

思うところあったので、年明けからの自分の体調を残してみる。完全に自己満案件(いつもだけど)。

(※たぶんほんとはそんなに書き起こさない方がいいので真似しない方がいいと思うし、引きづられてしまう人は読まない方がいい)

 

 

  • 前提となる環境

半年にわたる研修受講中

この間は、休みは取れず、定時後の"自主的な"勉強が要求されている

 

  • 昨年の12月ごろ

社内の試験が佳境に入る。

目的や評価方法の不明な(and/or納得できない)試験を毎週一回 一日かけて受ける生活をする。

 

ホルモンバランスが完全に乱れたのか、あるものはなく、ないものはある状態に。

従来以上に面倒くさがりになる。お風呂も面倒(いちおう無理くり入っていたが)だし、お弁当箱を洗うなどの動作もできない。先延ばしにする。

先延ばしにするけど、「あれやらなきゃ」という焦りは脳内に常にあり、ずっと頭が圧迫されている感覚。

 

本を読めない状態。文字を追えたとしても、文意は全く理解できず、音読をするも頭の中は常にざわざわしていて目の前のことに没頭できない。集中力がないことに集中できている、と言えるくらいに注意力散漫。

小説が読めないだけでなく、研修のテキストも読めない。しかし、視覚に頼って生きている癖は変わらず、人の話は理解できないまま。さらに文字も理解できなくなったので、コミュニケーションツールを失うに等しい結果に。

 

ご飯を食べなくても平気。あれば食べるけど、口の中に詰め込んで飲み込むという感じ。お腹も減らなければ、満腹感も得られない。ここらへん、家族がご飯を作ってくれる環境にいてよかったなあと思う。お風呂とかもそうなんだけど、最低限のことをしてないと「調子悪いのか?」と言われるので、定点観察になってる。おかげで生命維持活動ができました。ありがたい。

 

22時に布団に入るが、日付を超えるまで入眠できない。また、深夜に目が覚め、眠たいのに再度眠りにつくことに苦労する。眠たいのに!結局日中ぼんやりする。昼寝はできる。

 

すべてにいらつく。怒りに支配されるレベルでムカつく。人間、怒りを覚える箇所は似たようなもんで、しでかす人はまた同じことをやるのに、毎度毎度新鮮に腹が立つ。職場でまあまあでかい声でキレる。

 

 

 

  • 年末年始

仕事は休み。一週間以上の休みがあったものの、休んだ気にならない。

かと言って、試験対策や勉強をするわけではない。横になったが最後、立ち上がれない。

かと言って、横になってぐっすり寝るわけでもなく、「あれやらなきゃ、これやらなきゃ」という気分で頭はいっぱい。気は急いている。しかし、起き上がれず、先延ばしにする。

完全に、仕事と距離をとってリフレッシュするわけでもなく、没頭して先取りするわけでもなく、完全に無為に過ごす。

 

 

 

  • 年末年始明け

すべてにイラついていたのが、だんだん自分が悪いのではと自分の非を探し始める。

言っても変わらないと諦める。言い方を変えると、怒る元気すらなくなった。しかし虚無になるわけではなく、不安は取れず脳がヒリヒリしてる感じ(焦燥感に脳のメモリが食われてる感じ)。

 

携帯電話が鳴るかどうか不安になる(もろもろの関係で管理者はリモートワークだったため、携帯電話でしかコンタクト取れなかった)。

「本日 ○○時ごろ、電話します」とメールで伝えられただけで、落ち着きがなくなり、立ったり座ったりしたり、手汗が出てきたり、脈拍が速くなったりする。電話のことしか考えられなくなり、他のものが手につかなくなる。

 

家ではゴキゲンに過ごそう、と決意し お風呂で頭を洗いながら鼻歌でゴキゲンな歌をふんふん歌い始めたとき、突然涙が出る。なにか思い出したわけでも、そのときなにか起こったわけでもない。突如 水が出てきたイメージ。

 

 

 

  • 1月中旬

専門医に診てもらう。薬を処方される。

てかあれですね、仕方ないんですけど、人に「なぜこの仕事でストレスを感じるか」を説明するのってめちゃくちゃ難しいですね。こういう仕事で、これはコロナ禍でイレギュラーで…とか、年次で決まることなんでそこは不満に思っていないつもりなんですがー…とか。

病院を予約して、その時間に行って、過不足なく情報を提供して自己開示もして…って、それができたらここ来ようと思わねえわ!と今になって思う。なんかそのときは「大丈夫かな、私の話わかりにくいよな、この人たちどういう情報欲してるのかな」って必死だったけど。

 

服薬し始めて、直後は眠いばかり。副作用で吐き気を少し感じる。少し経って、おだやか。香りも感じるし、やろうと思ったことがすぐできる(「今やっといた方が気分いいぞ!」とまで思えるようになった)。

 

木々の緑はとても鮮やかに見え、眩しさまで感じるほど。

心は凪。

もうなにかあっても、相手にも都合があるから・立場があるから 仕方ないなあ、忙しかったんかなあ、大変だったんかなあ と慮って文句のひとつもなく穏やかーににこやかに過ごしていた。

 

爆笑するようなとびきりのプラスはないけれど、平常時の気分がマイナスではなくゼロになったのが嬉しい。

周りの人たちはこんなに景色を鮮やかに見ていたのかしら?と思い始める。ラプンツェルが外に出たみたいな。ラプンツェルあんまり詳しく知らないけど。

 

ここらへんで、試験が終わる。結果を待つのみ。

行きたかった展覧会も行った。美しいものを見て、心が満たされた気分になった。

 

 

 

  • 2〜3月ごろ

研修は明けたけど 決算期のためいきなり繁忙期モードに投入される。

しかし、なんだかんだ座学よりも性に合っているのか同僚に恵まれたのか、仕事終わりや土日は完全に仕事を離れられるからか、前ほどのストレスは感じなかった。

心にさざなみが立つようなことはあれど、おおむね穏やかに過ごせた。

感染症の不安以外にはほとんど気に病むことはなかった。

土日はめちゃくちゃ寝ていた。

 

 

 

  • 4月ごろ

多幸感というか、凪の状態は過去のものとなり、なにかあればイライラして、言い返したり、愚痴がポロポロこぼれる。

しかし、小説は電子書籍なら読めるように。

薬のブースターが切れたのか慣れたのか、良くも悪くも以前のように(以前って、仕事にここまでのストレスを感じる前)。

 

 

 

  • 5〜6月ごろ

夜寝れない・寝たくないけど寝起きは悪い。

些細な一言で烈火の如く怒りが湧いてくる。

 

 

 

  • 現在

環境が変わり、なんかもう何がストレスなのかよくわからない状態に。

ただなんだかんだ、頭に血が昇るほど腹が立つことはなくなった。

躁状態なのか?というくらい喋り続けたり一人でゲラゲラ笑ったりはする。電池切れになったりもする。

でもあんまり急に怒ることはなくなったからそこまで疲れてない。

 

 

 

 

状態を振り返ったらまあまあ面白かった(下書きに書き溜めてた)。

なんかトピックがトピックなのでこんなもんを公開していいのか?と思わなくもないけど、そんなに深刻に受け取らないでほしい。

単純に私の記録にしたかった。

心のメンテナンスを気軽にできる世の中になるといいなあ。

 

私の勤務先、メンタルの病気になったら 辞職するか完全に分流にされてしまうかなので、そういうところどうにかしてほしいんだな…。サスティナブルってそういうことなんじゃないの?と思う。

 

みんな誰しも 身体的・精神的 両方含め、病気になるんだし、そこまで潤沢に人を雇っているわけではないし、一応 職人気質の職場だから教育コストがそれなりにかかっているし、そもそも人道的でないので…。

 

社内の信用できる幹部に当時 状況を伝えたところ、はっきりとは言わなかったけど「記録に残すか残さないか」で今後のキャリアの分かれ目になるような話しぶりだった。私がうがち過ぎなだけかもだけれど。

 

おかげで(?)、どんどこストレスをかけられる場所に移されてるわけですけど、まあーーーー、持続可能性とは?って思いながら手抜きで仕事をする毎日。

 

どういう身の振り方が適切なのかよくわかりません。

 

という超絶 私的な話。

でもこの状況は文字にすると違った印象になるから、打ってるのは面白かったな。

同僚の人の9割に「わかるー」と言われそうなのが怖いところ。

とりあえずいまは元気にやっています。魔女の宅急便みたい。